2016年10月第2週 株 コメント

10月第2週 投資部門別売買状況 現物先物合計 現物 先物
投資部門別コメント週次20161014

10月第2週 大手証券 先物売買手口概算
ブログ週間先物手口20161007

10月第2週 日経平均株価 日中足チャート
週足株価201601014ブログ用

時系列データ
投資部門別売買状況 長期時系列表 (日本株)
株式先物 投資部門別売買状況 累積買越枚数 グラフ
大手証券 先物建玉残高 枚数推移 グラフ


2016年10月第2週の日経平均株価は前週末比4円安の16856円で引けた。この週は特に大きな材料は出なかった。週初の11日は休み中のNY株の少しばかりの上昇を好感して高く始まった。12日はNY株安に引きずられて下落。13日は前場の中頃に中国の輸出減少の発表があり、これを嫌気して下落。14日は多少の円安で上昇。出た材料の内容は小型の上まちまちであり、週間ではほぼ横ばいで週を終えることになった。

10月第2週の最大の買い手は海外であった。現先合計で1774億円の買い越し。うち現物で1132億円の買い越し。先物で643億円の買い越し。うち日経平均ラージ先物で513億円の買い越し。

上記の先物売買手口概算で示すように、10月第2週の最大の注目点はクレディ・スイスによる日経平均ラージ先物の1450億円買い越しである。クレディ・スイスは今年に入って日経平均ラージ先物で特殊な大口売買を3回行っている。

4月第2週
1550億円の買い越し。ニューエッジ(5月にソシエテが吸収合併)で買って、クレディ・スイスに建玉移管。14-15日の連続1枚買いが中心。
9月第2週
2200億円の売り越し。ソシエテで売ってクレディ・スイスに建玉移管(またはギブアップ)。
10月第2週
1450億円の買い越し。ソシエテで買ってクレディ・スイスに建玉移管。11日の連続1枚買いが中心。

上記3回の大口売買の大半が同じ顧客の売買であることはほぼ間違いない。手口の分析でここまで確実な情報を得られることは少ない。なお、4月第2週に買った分を9月第2週に売ったことが考えられる。これは確率としてはそれなりに高いが、確実とまでは言えない。大口の買いを大口の売りで埋めた場合は9月第2週が反対売買になる。しかし、反対売買を小口に分けて行っていたとしたら、その識別は不可能である。ただ9月第2週が4月第2週の反対売買であったと仮定したならば、この顧客は相場が下手である。4月第2週に買った玉を、少し安く9月第2週に売り、10月第2週の11日により高値で再び買っている。冒頭では11日はNY株高を好感して上がったと書いたが、実際にはこのソシエテ→クレディ・スイスでの先物買いのインパクトの方が大きかった。4月14-15日、9月11日は連続1枚買いという買い方をしていた。合法の範囲内での相場操縦、株の買い煽りのような買い方であった。年金や投信といった普通の顧客ではない。一部のヘッジファンドのように、何でもありの売買をする投機筋に属する特殊な大口顧客であろう。

11日の買い煽りは高値づかみで失敗かと思ったが、本日20日終了時点では損失から利益に転換している。ただ20日はソシエテに日経平均ラージ先物の大量買いの手口が確認でき、連続1枚買いが入ったという情報も流れている。再び同じ顧客が買い上がった可能性がある。詳細は1週間後に書かせていただく。

海外はソシエテ→クレディ・スイスの先物の買いを除くと、800億円前後の先物売りと1132億円の現物買い、合計して300億円くらいの買い越しが残る。この週の海外は、これ以外にOTCデリバ等を使って800億円ほど売り越していたと考えている。これはすぐ後で説明する。海外はソシエテ→クレディ・スイスが日経平均ラージ先物を1350億円ほど買い越していたが、それ以外の海外の取引所内・取引所外取引の売買合計は500億円ほどの売り越しであった。海外による買いといっても、実質的にはソシエテ→クレディ・スイスに買いを入れた投機筋1社だけの買い越しであった。

自己は現先合計で32億円の売り越し。うち現物で466億円の売り越し。先物で435億円の買い越し。この週の日銀ETF買いは755億円であった。従って、日銀ETF以外の自己は800億円前後の売り越しになる。リスクの取れない自己がネットで800億円の売り越しというのは金額が少し大きすぎる。自己は、上場オプションか取引所外の現物やデリバ等を使って800億円前後買い越していた可能性が高い。

自己の売買は複雑で理解しにくいので、雰囲気だけでも感じ取っていただきたい。まず、ここでは日銀ETF用の755億円の売買を除いて考えることにする。この週はミニSQがあった週なので、取引所外現物、上場日経平均オプション、OTCデリバ等をSQ値で売買していた玉が大量にあったはずである。その中で自己は取引所内現物と上場先物の合計で800億円売り越した以外に、様々な形態、例えばOTCデリバを使って800億円前後の買い越しとなっていた。この場合、800億円のOTCデリバを自己に対して売り越していた主体が存在するはずである。その主体である可能性が一番高いのが海外である。海外は取引所内現物と上場先物以外の何らかの形態、例えばOTCデリバを使って日本株を800億円前後売り越している。そのため、ソシエテ→クレディ・スイスの大口顧客以外の海外は売り越しであった可能性が高い。

自己は現物売り・先物買いの形になっている。従って、裁定解消売買があったように見える。しかし実際には裁定形成売買の方が多かった。これを説明するとさらに訳がわからなくなるので、今回は省略する。

10月第2週の最大の売り手は投信であった。現先合計で1480億円の売り越し。うち現物で513億円の売り越し。野村総研によると、10月第2週の国内株式型の公募投信は221億円の資金純流出になっている。ということは、私募投信が300億円ほど売り越していたことになる。

投信先物は966億円の売り越し。うち日経平均ラージ先物で608億円の売り越し。この週は野村アセットの「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(野村レバETF)」が日経平均ラージ先物を800億円前後の売り越しと計算できる。同じく野村アセットの「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(野村ダブルインバースETF)」が日経平均ラージ先物を300億円前後の売り越しと計算できる。この週の同種のブルベア型ETFで資産規模が大きいものは、トントンに近かった。

野村アセットのETFは、設定解約に伴う売買では野村証券以外で売買する割合が増えている。この週もいろいろあったのだが、結論としてはソシエテと野村で1100億円の全部か大部分を売り越していた可能性が一番高い。最大の根拠は、上記の先物売買手口概算の数字である。2社合計で日経平均ラージ先物を1000億円売り越している。

この週の野村の2本のETF以外の投信先物は、日経平均ラージ先物で500億円の買い越し、TOPIXラージ先物で340億円の売り越しである。ネットの売買としては大きくないが、グロスの売買としては少し大きい。これは投機的な先物売買が少ない公募投信だけなら金額が少し大きいと言う意味である。おそらく私募投信の投機的な先物売買の比率が高かったと思われる。

合計すると、10月第2週は「海外の買い越しvs投信の売り越し」であった。最近の下げ相場ではよく見られるパターンであった。加えて、海外はOTCデリバ等を使って800億円前後の売りを出していた可能性が高い。そのため大口売買だけを示すと、「ソシエテ→クレディ・スイスで日経平均ラージ先物を1350億円前後買い越した海外の大手投機筋1社の買いvs野村アセットの2本のETFによる1100億円の先物売り」というシンプルな構図となり、株価もほぼ横ばいであった。

テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

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